『青柳』小山裕久先生

2023 6/01

日本料理界の重鎮『青柳』小山裕久先生と共に。

小山先生との出逢いは、辻調理師専門学校。種村が新人講師だった頃でした。

外来講師として招かれていた小山先生は、その当時から雲の上の存在。改めて日本料理における料理の魅力と包丁の技術の高さに心惹かれた種村。 

「あれほど美しく包丁を扱う方は居ない。群を抜いている。」

切り方一つで素材の味が変わる世界。日本料理とは、それ程までに繊細なもの。

少しでも近づきたい想いで、小山先生と同じ大阪の尚台さんの柳刃包丁を購入。現在でも大切に愛用しています。

近年では、小山先生と一緒にお仕事をさせていただく機会にも恵まれ、良いお付き合いをさせていただいております。

本年度より弊社は、海外にて日本料理の技術指導とホテルへのレシピ提供の事業を開始いたします。

会社として重要な転換期を迎え不安や戸惑いを感じていたところ、

小山先生より「良い仕事だと思う。海外で何かあれば、直ぐに相談に乗るから。」と、海外事業への後押しをしてくださいました。

政府との繋がりも強く、海外で日本料理の普及をされてきた小山先生のお言葉には重みがあります。

写真一枚目は、先日『青柳』にてお御馳走になった際のもの。笑顔がとっても素敵です。

今回ねこまるは、改めて小山先生の本を拝読させていただきました。料理にも器にも、研ぎ澄まされた品格を感じました。とにかく美しいのです。

『料理人の茶懐石』にて特に記憶に残った一節。

青柳「料理人五訓」その第四条

〜料理はお客様の為に行うもの、我意を入れず、素直に調理すること〜

茶懐石こそ料理人の心そのものだと。。心に響きました😺✨

料理人の心を大切に、本物の日本料理を海外へ。ねこまるは就労ビザが取得出来ないので留守番ですが、海外美食の旅を確実に狙っています😼✨

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